" /> こんなことやってっから 儲かんないんだよねー — だから花屋はやめられない

こんなことやってっから 儲かんないんだよねー

今日 店を開けている途中で 小学校2,3年生くらいと思われる女の子が

幼稚園くらいの弟を連れて店に来た

今日、母の日のカーネーションが欲しいという

もしかして日にちを間違えてたりするんじゃないかと思って聞いてみると

『お母さんはお仕事が忙しくて、今日しかお休みがない』とのこと

『いっぽんいくらですか?』

perfumeの本日のカーネーションの値段は一本200円

『弟と二人であげたいので2本ください』

感心だなと思いながらラッピング&リボンをつけているところで

『あっ!』

見ると小さいお財布から出したお金が50円玉と10円玉で220円

その子は残念そうに

『一本にしてください』 というと

弟に 『お姉ちゃんお金が足らなかったからこれ二人からって言おうね』 だって

『オイオイオイオイ! ちょっと待ったー』

このperfume様が 『はいそうですか』と一本売って帰すわけねーだろ

お姉ちゃんと弟にそれぞれ 一本づつレースフラワーのおまけをつけ

ラッピングペーパーで巻きリボンをつけてあげました

お姉ちゃんはリボンをつけている間、お金を握り締めていたらしく

もらった220円は温かくなっていた

この店をはじめるにあたって目標であった

子供が100円玉握り締めて一本の花を買いに来れる店

一本の花でいいから欠かさずに花を飾りたいという人が来る店

今は飾れないけど花の匂いに癒される人が立ち寄れる店

大切な人への気持ちを花に込めて贈りたいという人が花を買いに来る店

perfumeではメッセージカードのサービスをやっている

パソコンにて打ち出すことも出来るが

数あるメッセージカードは選び放題で各色のペンも用意してあるんで

出来れば手書きで書いていってほしい

そのほうが思いは届くと思う

メッセージ書き用のテーブルと椅子も用意してます

『おいっ!近所の子供達よ わざわざウチに来て

 メッセ-ジ書きようのテーブルで塗り絵やお絵かきしながら待ち合わせの場所にすんの辞めてくれ』

そのうち 宿題でも始めるんじゃないかと心配です

でもね これでいいんだよ この世にperfumeの存在する理由は...

とりあえず花でもあげりゃあいいよなんていうお客様はお断りいたします

そんな気持ちでそれでもウチperfumeで花を買いたいとなると

perfumeの花高くつきますよ 銀座あたりの花屋さんより高いかもね

でもそういう人って花屋ならどこでもいいんだよねきっと

とりあえず花屋があったから花でも持ってけ的な人は

また誤解を招くようなこと書くけど

perfumeの花の値段は

よく言えば時価 悪く言えば 言い値 もっと悪く言えばオレの気分しだい

この問題発言に関しては後日 また問題提議させていただきます

花屋の徒然
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