" /> 俺の商い その2 Trade is gamble. — だから花屋はやめられない

俺の商い その2 Trade is gamble.

只今 台風の目の真っ只中

朝からのラッシュが切れ 夕方までは割りとのんびり

今のうちにブログを更新

特に書くこともないので

俺の好きな言葉を一つ

「人間には、なぜ尻尾がないか知っているか。

人間はな、千切れてしまうか、すり切れてしまうほど

尻尾を振った奴だけが生き残ったからなんだよ」

なぜこんな事を思い出したかというと

一年のうち何回かやってくる 物日

花屋で言うと 春のお彼岸 母の日 七夕 お盆 秋のお彼岸 

クリスマス 年末

perfumeも他の花屋さん同様

その日は忙しい

常連のお客さんに加え めったに来ないお客 始めてくるお客

そんな時にしか来ないお客

いろいろなお客さんがやってくる

中には腹の立つお客さんもいる それが商売

昨日に続き 今日もそんなお客さんが来た

店の商品を開口一番 『まけろ』と

これからのお客になればと多少値引きをしてあげる

たいてい喜んでここで交渉成立

しかし、厄介な奴はこれ以上まけさせようとする

挙句の果てには『どこどこの店のほうが安い』と来たもんだ

売り言葉に買い言葉じゃないが

こうなるとこっちも丁寧に断りに入る

『値段が気にいらないなら その安い店で買えよ』

やはりこっちも生活がかかっている

利益がなければ慈善事業になってしまう

そうじゃなくてもウチの店は自慢じゃないが

渋谷 下北あたりの店に比べたら同じ品物でも

2割3割は安い値段設定で売っている

しまいにはお客さんのほうから

『いくらだったら 買ってあげるよ』だって

そんなときには決まって俺からこう返される

『その値段で売るくらいなら 捨てたほうがマシですよ』

『悪いけど 他の店あたってから来てもらえます?』

中には本当に他の店を見てくる客もいる

しかしそのあとの態度が問題

さっきは申し訳なかったという態度が見られれば

値引きした価格でお売りします

まだごねるようなお客の場合

『申し訳ありませんが この商品たった今売約が入りました』

『予約取り寄せの場合は値引きは出来ませんのでご了承ください』

あーすっきりした...

これから独立開業を目指す人たちへ

こんな商売 見習っちゃだめですよ

お客様は神様ですから

 

花屋の徒然
スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
よろしかったらフォローお願いします
NAOHIDE KUBOTAをフォローする
NAOHIDE KUBOTAをフォローする
だから花屋はやめられない