" /> 彼女の笑顔が見たいから — だから花屋はやめられない

彼女の笑顔が見たいから

先週末 土曜日は

手話教室の仲間の結婚パーティーに出席

二人はいつも仲良く手話教室に通っています

習い始めの自分にいつも優しく手話を教えてくれる二人です

そんな二人が結婚しました

手話仲間がメインのパーティーでしたので

司会進行もゲーム大会もすべて手話でした

参加者も全員手話でスピーチしました

当日突然スピーチをするといわれ何も考えていなかった自分は

知ってる限りの手話を使って

お祝いのメッセージを言ったつもりだけど

伝わったかどうかはわかりません

最後に新郎からの言葉と手話でスピーチがありました

二人の出会ってから今までのこと

二人で手話教室に通っていることを話してくれました

二人つき合った頃は楽しく声で会話をしていました

だけど ある日とつぜん 隣で目覚めた彼女が

耳鳴りがして 何も聞こえなくなってしまったというのです

病気だからすぐ治ると

また音が聞こえるようになってくれると

彼はそう信じていました

でも聞こえるようにはなりませんでした

もともと彼女は手話を勉強していたので手話が使えます

でも彼は手話が出来ませんでした

唇を読んだり 紙に書いたり

何とかコミュニケーションをとっていましたが

明るい彼女から笑顔がだんだん消えてゆきました

あるとき彼女が手話のできる人と

楽しそうに会話をしているのを見た彼は

『何で自分にはあの笑顔を見せてくれないのか』と思ったそうです

そして自分も手話の勉強を始めました

外見がガタイがでかく

スキンヘッドでコワモテ

そんな彼が『口下手で話し下手だから』と恥ずかしそうに

ハニカミながら

彼女へのまっすぐな愛を伝える姿に誰もが感動しました

最後に彼は

よくいろいろな人に

「耳聞こえない人と付き合うのはどう?」

「大変じゃない?」

と聞かれるそうです

でも彼は「好きだから」

愛してるんだから関係ない

彼女の耳が聞こえようが聞こえなかろうが

たとえ腕がなかろうが 足がなかろうが

好きなんだから

そんなの関係ない

好きな彼女がたまたま耳が聞こえないというだけ

「どうですか?」

「愛してるんだから関係ないですよね 違いますか?」

一生懸命問いかけました

今一番 嬉しい事(幸せな事)は彼女の笑顔が見られる事だって

ヤベー泣きそうだった...

こんな素適な瞬間に手話仲間たちと一緒に過ごせた事

すごく素適なパーティーでした

二人いつまでもお幸せに

2月にはなんとベイビーが誕生するとのコト

今度は3人で温かい笑顔の耐えない家庭を作ってください

次の日

日曜日は今通っている手話教室の

ライブ『2007年夏休み手話スクールへ行こう!』へ行って来ました

気持ちを手話で伝える表現すること

見ていて感動しました

自分ではまだまだ遠いところですが

思いを伝えたいという気持ちは変わりません

手話教室に通いだして知り合えた仲間たち

あんな素適な結婚パーティーに出席できた事

手話を習う事と一緒に得たものがたくさんあります

まだまだ下手手話ですが

いつか 自分も手話でたくさんの人とコミュニケーションとれるよう

ガンバルンバの毎日です

アー今日はずいぶんと長ーい日記になってしまった

最後まで読んでくれたらこれ幸いです

花屋の徒然
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