" /> 大晦日の商売 — だから花屋はやめられない

大晦日の商売

やりきった

今年最後の大きな波を乗り切った

本日187人 何とか二人でさばききった

ガッチはよくやったと思う

だいたい物日になると

俺は裏方に回りほとんどの製作などはスタッフに任せる

ガッチは今年で2回目のperfumeでの暮れを迎えた

去年は忙しいながらもノンビリしていたが

今年は26日から100人ペース

結構疲れたと思う

一日の最高記録は塗り替えることはなかったが

累計では過去最高の人出だったと思う

しかしまだ明日も気は抜けない

花もそれなりに仕入れてある

菊だけであと130本近く

鉄砲百合などは50近く

そのほかの花もそれなりにある

仕入れすぎじゃないのと思うかもしれないが

31日は実は結構忙しい日なのです

よく花屋さんは30日までに売りつくし

31日は残ったものを売り大掃除して早々に閉店なんて事を聞く

perfumeでは31日まで注連飾りなども普通に売る

一夜飾りはよくないとはいえ

忙しい今の人たちは

暮れまで忙しく駆け込みで花や正月飾りを買いに来る

そういった人たちのために

花屋の勝手な思い込みで店を閉めるのはどうかと

現にここ何年も

大晦日の売り上げは28日30日ほどは行かないが

かなりあることで証明できる

三が日店を休むとするなら

明日までビッシリやらなければ

もし売れ残ったらなんて考えるよりも

売れ残ったら休まず正月から開ければいいだけ

31日駆け込みで来るお客さんは

一様に『一夜飾りはよくないんだけどね』と言う

分かっていても

暮れはみんな忙しい

そんな時一言

『そうですね 一夜飾りになりますので 明日年が明けたら飾るといいですよ』と

言ってあげれば良い

せっかくの売れる日を

勝手な思い込みで放棄するのはもったいないですよ

よく『暮れは相当儲かったね』とか言われるが

意外に儲かってはいないのが現実

確かに普段より売り上げが上がり利益も出るけど

商売にとってとても厳しい1月2月を考えると

そんなにウハウハではない

特に花屋は3月まであまり売れないので

しばらく冬眠している間の蓄え位にしかならない

一年間そんなことの繰り返しです

来年こそは来年こそはと思いながら年を越し

今年こそは今年こそはと新しい年を迎えます

何年たってもそんなことの繰り返しです

泣いても笑ってもあと1日

花屋の皆さん 頑張りましょう

そして

来年こそは来年こそは良い年にしたいですね

花屋の徒然
スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
よろしかったらフォローお願いします
NAOHIDE KUBOTAをフォローする
NAOHIDE KUBOTAをフォローする
だから花屋はやめられない