ヨメが今日 家を出ました
娘 結花をつれて出てゆきました
実家に帰りました
何があったわけでもない
お互い気持ちがすれ違ってしまったのか?
家は寒々しています
明かりの灯らない家に帰るのは寂しい
なーんちゃって
実家に帰ったのは本当ですが
乳腺症がひどく 娘の世話も大変で
俺も家にいるときはなるべく家事を手伝ったり
子供の世話をしたりできるけど
仕事に行ってる時間のほうが長いので
それなら実家に帰って
親に世話を手伝ってもらったほうが
ゆっくりと休めるんじゃないかと言うことで帰りました
このところ娘は甘え癖が出てきたのか
ママといる時が一番リラックスしてるみたいです
機嫌のいいときは俺の抱っこでもよくおしゃべりして笑ってくれるけれど
一度機嫌を損なうと
手をつけられない
俺も頑張ってみるがどうにも手に負えない
悔しいがやっぱりママが好きみたい
発狂寸前にグズっている娘に
やさしく語りかけあやしているヨメを見てると
本当に頭が上がらない
短気を起こしてしまう俺は
その度に落ち込んでばかり
俺の何がいたらないのか
何で泣き止んでくれないのか?
抱っこの仕方が悪いのか?
こんなに世話してるのに親父じゃだめなのか?
しまいには
子供を育てる資格なんかないんじゃないかと
自分の人間形成に疑問を持ってしまう
もっと自分も大きな人間にならないとイカンなと
まだまだ一緒に育っていく感じ
こうやってみんな親になって行くんだろうな
この前 寝る間際にヨメに
『結花 可愛いね 生まれて良かったね』 と言われた
『いつも大変だけど 頑張って 産んでくれて有難う』
たったこれだけ これだけが言えなかった
心で思っているのに 言葉に出なかった
お風呂に入れたり オシメを取り替えたり
あやしたり 話しかけたり
赤ちゃんの世話は出来るかぎり手伝おうと思ってる
手伝ってるつもりだ
でももっと大切なのはヨメであり、結花の母親の
彼女への感謝と労いの気持ちも
もち続けなければいけないなと気づいたのに
療養とはいえ
実家に帰ってしまったあと
自分的にいたらなかったのかとちょっと落ち込む
子供の成長は母親がいれば黙っていても成長してゆく
父親の子育て参加もすごく必要だし大切だけど
今は父親の存在をお世話を理由にアピールするより
子供へのお世話は母親へのいたわりであり補助
家族に優しい頼れる父親を目指して頑張ろう
いつか きっと子供には伝わってくれるはず