知ってる人も多いと思いますが
去年の1月から習い始めた手話ですが
丸一年たちました(あまり上達してませんが)
今期は今までで最悪の出席率となってしまった
発表会もお彼岸中のため出席できません
仕事だからしょうがないとはいえ
仲間達にもだんだん忘れ去られてゆくようで寂しい気分です
そんな感じで大好きな手話教室に行けないくらい
今お店は忙しいです
3月3日はひな祭りということもあり
桃や菜の花はもちろんの事
卒園卒業の花束の注文が今ピークです
今年は例年になく多そうです
ウチの場合
誰かがまとめて注文ということではなく
小さなグループでそれぞれに頼んでくることが多く
小さな幼稚園の中にもママさん派閥のようなものがあるようで
きっと日テレのドラマ 斉藤さんみたいな事になっているのではないだろうか
『お~怖い 怖い』
ママさん社会も一匹狼ではなかなか生きづらい世の中になっているようだ
このところ
配達の途中や市場の帰りに
ほかの花屋さんをチラ見することが多いのだが
どこも桃の花を売っている
やはり値段やボリュームなどをチェックしてみる
間違いなくウチはどこにも負けてないことを実感
そこでひとつ気になったことがある
それは仕入れた桃をそのまま店先に出して売っていること
セロハンや紙で巻いてあるのはまだいいほう
しかし気になるのは仕入れてきたまんまの束になっている事
花屋ならご存知と通り
市場で桃や桜はひとしおりごとタコ糸のようなもので結んである
花屋さんならそのヒモの切り方にコツがあることはわかっていると思うが
なぜなら桃の花の蕾はとても落ちやすいから
むやみやたらに切ったのではみんな蕾が飛んでしまう
ウチではガッチにも気をつけるようにと言って
ヒモを切る順番からきり方まで事細かく教えた
これをお客さんが買って帰って家でヒモを切ったら
とんでもない事になってしまう
枝も硬いし
だからウチでは一度店で紐を切り、絡んだ枝をほどき
組みなおして店頭に出している
手間といえば手間だけどしょうがない
山にも生産者さんにもこだわって仕入れてきた桃なだけに
絶対の自信があるからこそ
大事に扱いたい綺麗に飾ってもらいたい
それだけの為です
花屋にとって
『この間の花 よく咲いたわ』とか
『まだ綺麗に持ってるわ』といわれることが
サイコーのホメ言葉だから
水揚げも気が抜けないんですよ本当は
茎をただ切ればいいってモンじゃないんですよ
割ったり叩いたり
焼いたり煮たり
かじったりしゃぶったり
自分だけのとっておきの水揚げ方法を探すのも楽しみの一つじゃないかと思います
花屋の皆さん
これから忙しくなりますががんばりましょう