行ってきたぞ スタジオジブリ レイアウト展
レイアウトってなに?
という超初歩的とも言うべきド素人の俺
レイアウトとはアニメにする前の構成というか絵コンテのようなものでした
しかし現代のアニメとは
俺の想像を絶するハイテク
アニメと言えば一枚一枚の絵を連続して写すモンかと思ってた
小学校の頃に良くやった
教科書に一枚一枚絵を描いて
パラパラパラとやると絵が動く
あんな物の延長かと思っていたらとんでもない世界でした
そしてそのレイアウトも
時代ごと作品ごとにレイアウトの手法が違ってきたり
全て宮崎駿監督が書くわけではなく
監督はホント重要なところだけ書くという事実
そして作品によって書く人が違い
その人の特徴がでていた
そして見終わったあとの
感想は...
つまらん
ファンには申し訳ないが耐えられなかったが
うちのヨメは好きなんで真剣に見ていました
そして
終わりごろにでっかいモニターに映し出された宮崎駿監督が
レイアウトに対して熱く語っていた
レイアウトということも監督が作り出したコトらしい
そのことを最初に言ってくれたら
もっと見方が違っていたのに全て見終わった最後にそんなこと言われてもって感じ
でもそのインタビューも見て
少しスタジオジブリの映画の見方が変りました
そのインタビューのなかで
監督はこんな風に言ってました
『僕は、アニメーション制作において、
どうやったら見る人たちにおもしろく見せられるかっていうのを40何年間もやってきたけど、
どうやったら正しいかってことはないんです。
描いている世界はレンズで見た世界ではなくて、
人間の肉眼で見た世界です。
肉眼で見える世界とは、気になったものは大きく見えるけど、
気にならないものはどこかで忘れてしまう。
そういうもんです。
そういう風にして風景を切り取って描けば
自分たちがどこか見覚えのある世界ができてくるんです。
僕のレイアウトが建築家が描くパースペクティブに合っているかって言ったら
合ってません。
パース線を引いて描くと画はつまらなくなります。
アニメーション映画というものは、“あやかし”。
どうやってあやかされるかが楽しみなんです、見ている方も。』
なんかこじつけになるが
自分がまだ花を習っている時に花の先生に言われた言葉が
ふと頭をよぎった
言葉は違えど同じような事だった
それは今でもいつも頭のどこか片隅にこびりついて離れない先生の言葉
そして花 アレンジメントでも花束でも作るとき 人に教える時に
必ず頭をよぎるコト
すごいんだな 宮崎駿監督は
見た目はなんかどっかの仲卸にいそうな社長な出で立ち
ちょっとだけ見方が変りました
ちょっとだけね
レイアウト展の中で一部写真撮影が許された場所があります
そこでは窪田家の真骨頂
子供より親が楽しむといういつものパターン
これはまた明日に持ち越します
しかし スタジオジブリのファンて本当に多い
一番最後にそのレイアウトの複製やセル画なんかが販売されていたんだけど
みんな必死になって買っている
もしもあの本物のレイアウトをヤフオクなんかで売ったら
いったいいくら儲かるんだろう
『パクリてー』(マジで)
そんなことが頭をよぎったperfumeでした