" /> ルールを守って楽しく仕入れ — だから花屋はやめられない

ルールを守って楽しく仕入れ

今朝は砧の競り

そろそろ秋の花をそろえなきゃと思って臨んだが

みんな同じ考えなのかどんどん競り落とされてゆく

油断しきっていた俺は相場観が完全にズレて

思うように仕入れができなかった

そんな競りでちょっと気づいたことが

ある商品を仲卸さんが競り落とした

その人はその商品を『間違えた』と言い

競り人に取り消してもらっていた

まあそこまでは誰にでもあること

何事もなかったかのようにその商品の競りが始まる

すると同じ競り番号で落とされてゆく

さっき取り消した金額よりも安い金額で

さっきは品物を間違えたのではなく

もっと安い金額で欲しかったらしい

競りに参加する買参人にはそれぞれに4桁の買参人番号というのがある

perfumeならNo3××2-01

お店によっては何人も競りに入るためー01のように枝番というのがある

その仲卸もいつも3人で競りに入っているので

違う枝番号だったのかもしれないので

俺の間違えかも知れないが

そしてこれも俺の勘違いかもしれないが

一度取り消した商品を同じ人が競り落としちゃいけないという

ルールがあったと思う

最近は見かけなくなったが

昔FAJの競りに入っている頃

競り人に怒られている買参人を何回か見たことがある

今はそんなルール昔の事になってしまったのだろうか?

でもそんな事言ってたら

『もっと安く欲しいから 今の取り消し』

なんて事になったら競りが成立しなくなってしまう

その時その商品を競り落とし取り消したのは

社長の息子

次に競り落としたのはー01という枝番

親父かもう一人か知らないが

そんなことを許したら

枝番の多い店は有利になってしまうと思う

俺も競りに入りたての頃

ある商品があるレーンで5回出るのことがあり(5口ではなく)

最初の商品を競り落とし

2個目から競り値がちょっと下がった

2個目から5個目までその下がった競り値でまわした

要するに5個全部自分で競り落とした

競りが終わり競り人に

『そっくりまわしたんで値段を合わせてくれないか』

と交渉したところ

『それはルールだからできない』とキッパリ言われ

まだ競りのルールとかよくわからない頃だったので

それもそうかなと納得した事を思い出した

今日のことに比べたら

まだ可愛いもんじゃんなんて思いながらね

これってどうなんでしょ

そしてそんなルールは本当はあるのかないのか

花屋の徒然
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