物事はなかなかスムースには行かないモンだ
現店舗を営業しながらの新店舗準備はどうにも難しい
ここに来て頼んでいたラッピングペーパーのサイズが
手製のラックに収まらない事態が発生したり
意外に細かい事に気が回らず
ユーコちゃんに『これも梅ヶ丘で必要ですよね』なんていわれて気づく始末
このところ頭の回転が鈍っている
考えなければならないことややらなきゃいけないことが多すぎるからか
花もだいぶ動き出し
店売りもようやく目標額に達するようになってきたが
新店舗オープンまで持ち出しが続きそうだ
そんな中
また一つ仕事が舞い込んだ
しかし今回はちょっと慎重になって迷ってる
大きな利益はでないが定期的な仕事
細かい事が多く自分を含めスタッフの負担を増やしてまで
利益の上がらない仕事を請け負うべきか
このご時勢 小さい仕事でも貰えるだけありがたいのか
不利益になることならきっぱり断ればいいのだが
多少は利益にもなる仕事
悩んでます
この7年で感じたことは
最初に無理をしてしまうと後々自分の首を絞めることになることが多いということ
開店当初 来店してくれたお客さんがありがたく
サービスしまくったとか
新しい活け込み先で
張り切ってたくさんの花を使ってしまったり
と失敗しては反省の繰り返し
だから今回は特に慎重になっているのかもしれない
それと今までより固定費や人件費などの経費が膨らむ分
少しでも仕事を増やしたいという
ワラにもすがる気持ち
最近は胃が痛くなるくらい考えることや締め切りに追われることばかり
だけどそんな中でも気持ちを少しでも癒され忘れることができるのは
店に来てくれたお客としゃべったり
お客さんが連れてきた赤ちゃんをあやしたり
子供のお客さんと話すこと
まだまだ俺は現場からは離れられなさそう
スタッフに任せながらもついつい自分が出て行ってしまったりする
新しいスタッフの作る花束やアレンジに感化され
自分でも張り切ってやってしまったり
オーナー業 経営者ということだけでは満足できないのかもしれない
といってもこの道を究めたわけじゃないんで
新しいスタッフの若い感覚に触発されながら
俺は一生現役の花屋のおっちゃんなのかもしれん
ブログタイトルにもあるように
『だから花屋はやめられない』のかも