" /> 永遠のテーマ 言い方は悪いが — だから花屋はやめられない

永遠のテーマ 言い方は悪いが

本日は注文いただいているもの以外

店は暇です

天気も悪くここ代田は閑散としています

今期の最低記録を更新しそうです

ただいまの時刻15:00現在 来客数12人

昨日までバカ売れだった苗物 鉢物も今日はさっぱり

それはそうと

最近男の人が自宅用に1,2本花を買い求める人が増えた

きっと彼女とかが家に来るからだろう

きっかけはそんことでも

俺的にはとても嬉しい

男の人が仕事帰りに花を買って帰る

なんとも粋でカッコイイじゃないですか

女の人はこの花が可愛いとかいう見かたができるが

男の人にはなかなかそういった見かたができないモンで

現に俺は花に向かってこの子とかこの人とか言わないし

ましてや売れた花のことをお嫁に行ったなんて言わないし言いたくもない

この件については

以前相当やりあったのであまり触れずにいるが

きっと一般の男は花に対する気持ちは

女の人とは違うような気がする

お客さんが花束を注文する時も

女の人は『かわいらしい感じで』

『この花も可愛いしこれも可愛いし、それを入れて可愛い感じで』といった注文が多い

それに対して男の人は

『お任せで華やかな感じ カッコイイ花入れて』という注文の仕方

出来上がった物を見て華やか カッコイイ 渋いとみる

女の人は出来上がったものを見て

その中の一本一本の可愛いさのトータルでその花束やアレンジメントの

かわいらしさなどを判断するような気がする

そんな男の人が一本の花を買い求めてくれる

花束のようなトータルな物としてではなく

一本一本のかわいらしさや凛とした魅力で

そんな男心をくすぐる花の仕入れとはいったいどういう花なのだろう

きっと店のディスプレーや照明 レイアウトなども関係がでてくるだろう

男心だけに限らないが

思わず買いたくなってしまうお店

買いたくなるディスプレーの仕方のような書籍もたくさんあるが

同じディスプレーをしたところで売れるともかぎらんが

試してみることもいいかも

しかし次の日から売上げ倍増なんて事はないだろう

立地や客層によって売り方は様々

必ず売れるという方式や定義はないが

売れなくなる要因というのはたくさんありそう

自分のお店の周りをもう少しリサーチする事も必要かも

そうすれば今よりも少し売り上げの上がるヒントが隠されているかも

俺は自分の店を弱小花屋だとかは言いたくない

商売の規模は人それぞれ

自信を過信せず胸を張って自分の商売で勝負したい

弱小なんて謙虚はいらない

学ぶべき事は学ぶ 盗むべき事は盗むが

どんなにデカイ会社の社長でも対等に張り合いたい

ウソや負け惜しみはカッコ悪いが

ハッタリは必要だと思う

これから始まる取引先の人に

『たぶんがんばれると思います』

『やれると思います』

『大丈夫なんじゃないですか』とは言わないはず

景気の心配を市場で話しても何も変らない

どんなに景気が悪くなって

隣の花屋さんが潰れたって

言い方は悪いが

自分が潰れなければいい

助け合いも必要だが商売は自由競争

綺麗ごとばかり言っても飯は食えない

弱肉強食の世界 生き残りは自然淘汰

だからこそ淘汰されないようにしがみつくしかないんです

自分だけの法則を探し続けて

商いとは飽きないこと

これは自分でも永遠のテーマです

花屋の徒然
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だから花屋はやめられない