最近 幼児を虐待したり
子供が交通事故にあうという悲惨なニュースが多すぎて
母の日を前に胸が苦しいです
花屋をオープンして8年間 母の日を迎えてきた
修行時代から入れると14年
母の日にいつも嬉しくなることは
小さい子供から40 50になった大きい子供まで
いくつになっても母は母 お母さんでありママである
そんな子供たちのために
花屋は全力を尽くします
店によってスタイルは違えど
perfumeでは『一本でもいいからお母さんに花をあげよう』と
アピールを頑張ってきた
paletteは今年初めての母の日
毎年母の日あとに
花を貰ったお母さんから
『今まで花なんてくれたことない息子から花が届きました』
『カーネーションを頂いたけれど 育て方がわからないので教えて欲しい』
『とても綺麗な花でした』
『母がとても喜んでくれました ありがとう』
などの
お礼の連絡が来たりする
10日まではとても忙しく
仕入れや発送漏れがないか等々
とても神経をすり減らします
そんな母の日が終わり
一息ついたところでこのようなお礼や喜びの連絡をいただけると
とても嬉しい
お父さんに連れられてやってきた小さい子供が
次の年 一人でお金を握り締めて一人で花を買いに来てくれたり
初めてお店に来た人が
今度は誕生日だからとまたお店に来てくれたり
小さなことではあるけど
お店をやってゆくことの意義が見えたりする
一本の花 それぞれにいろんなドラマがあり
いろんな人の心に残ってゆくもの
今年もまたそんな母の日がやってきます
昨日までにはいってきている注文やこれから入ってくる注文
その一つ一つのドラマを花屋はお手伝い出来るということ
そのことだけにこの残り一週間を全力で頑張れとスタッフに言い聞かせよう
すでに定休日もなく十何連勤という過酷なシフトになっているが
『母の日終わったらぶっ倒れればいい
それまでは這ってでも出て来い』
俺も修行時代はそう言われてきた
が、俺は母の日が終わってもぶっ倒れなかったが
その日があと一週間でやってくる
そんなわけですが
肝心の我が母親は母の日は店の手伝いをしに来ます
箱を作ったり 送り状を張ったりと
梱包がメインですがかなりコキ使ってしまう
そして売れ残った花を大事そうに喜んで持って帰る
お袋を見るたび
いやあ、申し訳ないなと思いながら8年経ちました
俺には俺のドラマがあるんです
親のスネはかじれるときはかじる
これも今お袋が元気だからこそ
汗をかきながら楽しそうに箱作りをしているお袋を見ると
そう思います
よくお袋は
『私なんかが店にいても何も出来ないし
こんな年寄りが店に立ってたらイメージ悪い』と言って
裏方仕事に徹しています
まあ直接言ったことはないが
結構助かってます
だからお袋が元気なうちは店の手伝いもしてもらおうと思ってます
母の日に花もあげない息子が
逆にコキ使ってる息子が
母の日の大切さをエラソーに語ってみました