" /> 色々と考えてます — だから花屋はやめられない

色々と考えてます

パレット立ち上げからずっと手伝ってくれていた

学生スタッフ 通称大統領が昨日でパレットを卒業していった

今日から1ヶ月 双子の妹が留学しているスペインに旅立った

独特のキャラを持ち 俺にいじめられても

わが道を行くようなキャラクターでパレットではだいぶ顔になっていた

そんな大統領がいなくなり

変わりに入ってきた新人スタッフ

今はperfumeにて水揚げの基礎から勉強中

この何日かでいくつかアレンジメントも作らせてみたり

日々の業務である仏花を作らせたりと

教えながらも特別新人扱いはせずやらせている

それでも未経験は未経験

まだまだなところばかり

もう少し自分のキャラを出していって欲しいと思う

今日は朝 鉢物の仕入れに行ってきた

春先から夏まで華やかに店先を飾っていた

花苗が秋になると草苗な感じになるせいか

ラインナップが増えてもなんか物寂しい雰囲気です

唯一安曇野のコスモスだけが淋しくなった店先で風に揺られています

今日も新システムからの注文が入り

5日間で2件とまだまだ少ないが頑張りかたでもっと伸びてくれると思う

他店とは違うアプローチの仕方というものを考えていて

出来れば今週からスタートしてみたい

同じイーフローラの中でもそんな提案の仕方をしている花屋はいないので

通常のオリジナルに加え

perfume独自のカテゴリーに加えようと思ってる

そんな中自分が関わっている

皆さんご存知FFCネットワーク

活動は常に生産者さん 花屋 消費者の人たちのことを考え活動しています

四方よしをモットーにフェアを開催したり

イベントに参加したりしています

四方よし その内のひとつでもかけたり、いたらないことがあれば

FFCの活動は自己満足で終ってしまいます

そうならないためにも

地道ながらもさまざまな活動を広めてゆかなければいけないと思っている

『別に産地とか生産者とか関係ないよ 必要な花を買うだけ』

という花屋さんもいると思うが

どの花にも作った人がいるわけで

今日種をまいて明日出荷なんてものはありえない

また 工業製品と違い同じものはひとつとしてない

そしてそれを取り扱い流通する市場がある

『買参持ってないし 市場なんて関係ないよ 仲卸に行けば花買えるし』

『注文にあったもの』 

『予算にあったもの』 

『店が華やかになれば産地とか関係ない』

という花屋さんもたくさんいる

しかし FFCネットワークだけではなく

この生産者さんの花をお客さんに薦めたい

この生産者さんの花だから使いたいと思っている花屋さんもたくさんいます

花は工業製品ではなく生き物です

気候にも左右されます

ひとつの株から何回も出荷できる花もあれば

一回きりでまた定植といった花もあります

同じ品目でも北から南まで産地があります

常に同じクオリティーを保つことは出来ません

一番花2番花3番花 季節の移り変わり

そんなことを考えながら花を仕入れてゆきたい

前にも書いたけど

花屋はその花を買わなくても違う花で商売することが出来るが

その花を作っている人はその花を買ってもらわなければ生きてゆけない

そんなことをあらためて思いながら

こからのFFCのことや自分のお店のこれから進むべき道を探しています

花屋の徒然
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だから花屋はやめられない