" /> し、師匠ーーー! く 悔しーーーーっス オレ — だから花屋はやめられない

し、師匠ーーー! く 悔しーーーーっス オレ

今朝 世田谷市場での出来事

ある品物がセリにかかりました

小振りの状態のよいものでした

『やっぱ常に置いておかなきゃ売れねーし注文も来ないよな~』

ということでセリ落とそうと思っていました

自分では3000円くらいならセリ落としても良いかなと判断

それと同時にほかのレーンでもっと必要なものがセリにかかった

そちらを優先してセリ落とし

ふと元のレーンをみると

3000円でセリ落とされず

2800円まで下がってマリっているではないか

5口もあるんでひょっとしたらひょっとするか?と思い

マリ買いしないでリスタートを待ってたら

それ以上は下げずにセリをやめてしまった

そろそろセリも終わりという頃

もう一度さっきの商品がセリにかかった

先ほどと同じく3000円で粘っても売れず

2800円まで下がりました

どうしても必要なものではなかったので

買えなかったらそれでもいいやと

もう少し下がるのを待ってみたら

今回も販売を中止してしまった

セリ場をあとに自分の荷を集めセリ場の前を通ると

さっき売れなかった商品が残っていた

間近で見るととても状態が良い

無性に欲しくなったんで担当者に欲しいことを告げると

『ありがとうございます 番号は? じゃあ3000円でつけとくね』

ん?どういうこっちゃ?と思いながらも

『あ あっはい お お願いします』(いくじねー俺)

その時俺の心の中では

『あれ~? さっきセリで2800円にまで下がったじゃねーかよー それでやってよ』

『おい コラ perfumeナメとんのか?』

『こちとら100円200円 10円20円て言うところで命張って商売してんだよ この若ぞーが』

『あのかっこいい車 タイヤがなくなってもしらねーぞ』

なーんて思う俺と

『まあまあ最初3000円で買おうと思ったじゃないですか』

『損したわけじゃないんですから 大人になりなさいよ』

『あの人 ちょっと外人みたいな顔してるから怒ったらきっと怖いよ』

『車だって左ハンドルだし』

『赤い色してるし 蛇のマーク付いてるし』

『ここは黙って身を引いたほうが身のためだよ』

なんて二人の俺が葛藤していました

結局のところ弱気な俺が勝ちまして

状態の良さと自分の値ごろなところで

承諾しちゃいました 

そこんところ強く言えなかったんだよね(これまた いくじねー)

確かに3000円でも満足のいく品質なんで文句がないとはいえ

店に帰ってからなんか悔しさがこみ上げ

トイレにこもって涙を流したかどうかは言えませんが

なんか腑に落ちないです

なめられてんのか?ウチって

やっぱ師匠んちみたいにガッツリ買うような花屋にならなくては

くそー悔しい

今に見てろよウチだって

無理やり商品ぶっ込まれるくらい買う花屋になってやる

荷物なんて自分で集めなくったって

市場の人が車まで運んでくれるような

といっても店のキャパからいって無理な話ですが

目標は高いほうがいいしね

言うのはタダだし

寝言は寝ながら言えってかっ!

花屋の徒然
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