しわーっす!
今日はマジに寒かったですな
仲卸の仕事も極寒の中、捕虜収容所の強制労働者のようでした
市場勤務の人はみんなつらそうでした
鮮魚も野菜も花も市場の仕事はとても厳しい条件ですが
世の中 過酷な条件の中での仕事の人はたくさんいます
これからがつらい季節です
みんながんばりましょう
そろそろ師走な雰囲気がプンプン漂いはじめたお店売りです
来週には注連飾りなども続々と入荷してきます
明日年内最後の定休日を取らせて頂きます
普段perfume paletteに入る注文は御祝い系とお悔やみ系と半分半分くらいなのですが
12月1月2月はお悔やみ系増えます
寒くなると亡くなる方が多いのでしょうか
先日もお悔やみのアレンジメントを配達にうかがったのですが留守でして
不在届けを投函させていただき後日配達と言うことになりました
次の日に電話連絡を入れても留守のようでいっこうにつながりません
イーフローラで自分でカードというシステムを使うと
その気はなくても贈り主のメッセージが見えてしまうことがある
どうやらこの方は奥様を亡くされたようでした
何日たっても連絡が取れないと
ま まさか...なんて良からぬ事を考えてしまいます
幸い何日かたってお届け先の方から連絡が入り
その日の夜に再配達することになりました
閉店後配達に伺うと
受け取りにサインをしてくれたのは
どう見ても自分よりも年下な感じの男性
亡くなった奥様の旦那のようです
憔悴しきった感じで部屋の中からお線香の香りがしていました
配達は明るく感じよく元気にお届けが基本ですが
そういった場合はちょっとツライです
かといっても余計なことまで聞くことも出来ないし話すこともないし
とにかく仕事に徹してただ事務的に受け取りにサインをもらい
商品を手渡して一言『失礼いたします』とだけ言いその場を去ります
店としては注文を受け アレンジを販売 売り上げが上がり 花を届ける
御祝い系なら贈った方も贈られた方も喜びの中にその花がつながってゆく
お悔やみの場合はただただ ウチの持っていった花で
贈った人も贈られた人も癒されて欲しい
ウチとしてはもうそういう気持ちしかないです
花屋の仕事ってブライダルのような幸せの場面もあれば
葬儀のような場面もある
嬉しいときも悲しいときも
花がその場その場でシーンの片隅にいられることが花屋の役目ですな
残すところもあと半月
いろいろあった一年も終わってしまいます
しかし花屋の仕事に終わりはないです
年が明けて また一年いろんな人の記憶に残る仕事が出来るようにがんばるだけ
今年の締めくくり31日まで 一気に走り抜けたいです