なぜ急に書き出したかというと
夏で店が暇だからです
なもんで
店で着るワークシャツのプリントを作っています
先日から色々と案を重ね
重ねといっても切るのは俺一人
特にスタッフには強要しない
でももし着たいというなら作ってあげても構わない
バックに入れるコメントも決まりました
まずはでっかく
perfume まあ店名なのでごく当たり前
その下に小さく
daily high standerd flowers
英語しゃべれないんであってるかどうかわからないが
いつも普通に良質な花を みたいな意味を込めてます
そしてその下には
Subcontractors is
if there is no work can not life
と入ります
直訳すると
下請け業者は仕事が無ければ生活できませんという意味
かなり前振りが長くなりましたが
ようやく
このコラム的なブログ
プロフェッショナル『下請けの流儀』の本題に入れます
今 パフュームでは店頭販売 web販売に加え
下請けみたいな仕事を二件受け持っている
そのうち一件は婚礼
花屋さんの受け持つ婚礼仕事としては
結婚式を挙げる花嫁さんが花屋に来てブーケや会場装飾を注文するという方法と
結婚式を主催する会社が提携する ホテル レストランなどで式を行う
いわゆるブライダル会社というやつ
そこがフェアなどでお客さんを集め 商談 契約という流れ
花の依頼はブライダル会社と提携している花屋さんに依頼が来る
お客さんはブライダル会社へ婚礼費用(花代なども含む)を支払い
花屋に卸す
花屋はブライダル会社の元
新郎新婦とブーケや会場装花の打ち合わせをして
色や形 金額(上代)などを成約してゆく
決まった花代の中から
ブライダル会社はマージンを抜き
下代として花屋に依頼する
その下代の中から花を仕入れ経費を捻出すつのがごく一般的
ブーケなどが高いのはそのためです
もちろん他にも色々な結婚式の進め方があるが
俺自身あまりよく知らない
ウチがやってる下請けとは
その花屋さんに降りてきた下代の中から
またまたマージンを引かれたものがウチの売り上げになる
なんでそんな割に合わないようなことをするのか?
自分でブライダル会社と提携を結ぶか
HPなどで注文を取り 自分のとこでマネジメントすれば
もっと儲かるんじゃないのか?と思う人は
何も言いませんご自分で頑張ってください
ブライダル会社と提携を結ぶと言っても
そう簡単なことではなく
噂では保証金を積まなくてはならないとか言われてます
HPで集客をしても
会場によってはブライダル会社へ持ち込み料などを払わなけれななりません
一番いいのは
自分ですべての会社を立ち上げ運営すればいいことですが
宝くじが当たっても難しいくらいのこと
そんな中で一番リスクの少ない(と思っているのは自分ですが)のが
いわゆる下請けじゃないかと
実際うちが下請けを始めたのもかれこれ2010年
6年前から
その当時色々なことが世の中であったり自分の中でもあったりで
店の売り上げは下がる一方
当時に店舗抱えていたがどちらも火の車
従業員へ払う給料どころか家賃も払えないくらいに落ち込んでいた
そんな時に今の元請から声をかけてもらい始めたのが
この婚礼の仕事
今では余裕こいて
下請けの流儀なんてこと書いてますが
始めたばかりのころは右も左もわからない状態で
全てが手探り状態
それからしばらく苦難の婚礼が続きますが
それについてはまた次の機会に書きたいと思います
そんな甘い話はどこにも転がってないってこと
今でこそ 下請けは考え方ひとつで儲かるなんて言えますが
当時のあまりにも浅はかな考え
よく首吊らなかったなというほどの地獄
これから始める人へそんなことにならないように
気をつけることをこれから書いていきたいと思います