東京アラート発令後、初の週末はいかがお過ごしだったんでしょう?
緊急事態宣言が解除され、緩みに緩みまくった人たちで都内は人の出がすごかったです
アラートも発令されるはずです
本来ならまだまだ外出を控え、遠出の行楽など自粛しなくてはならないのですが、
ここまでくるともう抑えきれないですね
気持ちはわかります
youtubeなどでも早速キャンプ動画などが上がっていて、もうすっかり以前の生活です
自分も早くキャンプに行きたいのですが
仕事の休みもなかなか取れないのでギアを眺めては、妄想キャンピング中です。
今日は買ったばかりのモーラナイフに黒錆加工をしたいと思います
まずモーラナイフですが
創業125年を誇るスウェーデンを代表するナイフブランドで
非常に歴史にのあるナイフの割には値段も安く
自分のような初心者からベテランまで人気のあるナイフです。
バトニングに使ったり、料理に使ったり
使い方に応じて素材や刃の厚さなどいろいろな種類があります。
自分が持っているのはヘヴィーデューティのカーボン素材
刃が厚くバトニングなども容易にできますが料理には使いづらいです
またステンレス素材と違って、カーボンはすぐ錆びてしまいます
手入れが面倒です
ここで「すぐ錆びてしまうのになんでまた錆びさせる?」とお思いの方もいるでしょう
一般的に錆びると言っているのは赤錆 あの赤茶色の錆です
黒錆というのは溶液によって鉄表面を化学変化させ黒くすることで赤錆の発生を抑えられるということです。
黒錆加工した表面は真っ黒で見た目も渋く生まれ変わります
ちょっと道具に手を加えただけで
愛着も沸くし、見た目にもベテランぽさを漂わすことができます
あくまでも漂わすだけですが
道具は使ってなんぼ
使いこなしてこそそのギアの良いところ悪いところがわかるってもんです
使い込んだ本物のベテランにはかないません
それでは
黒錆加工はどうやるのか見ていきましょう
まず用意するのは
【濃い目にに出した紅茶】 紅茶にはタンニンが多く、このタンニンが黒錆には必要らしいです
【お酢またはレモン果汁】 クエン酸が必要で、鉄の表面を酸化させるためだと思います
まずはナイフについた汚れをしっかりと落とします
パーツクリーナーのようなものがあればいいですが、なければ中性洗剤などでしっかりと脱脂と汚れを落とします
次に煮出した紅茶にお酢を加えます
ネットなどで見ると紅茶7に対して酢3 7:3となっていますが、あまり関係なさそうです
次にナイフがすっぽりと入る容器
ペットボトルのようなもので大丈夫です
この中にナイフを漬けるだけです
ちなみに今回 カッターナイフもやってみました
数分漬けただけで
何やら泡が出てきます
きっと何か化学変化を起こしているんでしょう
1時間漬け置いたカッターナイフです
未加工の刃とはまったく色が違っています
モーラナイフはもう少し漬けてみます
ちなみに加工液から上げたばかりの時は黒錆が定着していないので
触ったりすると失敗してしまいます
このまま乾燥させます
2時間程付け込んだモーラナイフです
鈍い黒光りがとても渋い
使うのがもったいない位ですが
冒頭でもいったように道具は使ってなんぼ
使いこなしてこそそのギアの良いところ悪いところがわかるってもんです
ではでは